- 2020年8月28日
- 2022年1月9日
“肩を落とす”,”腰が低い”.姿勢と心理の関係性.
私たちセラピストは,クライアントの姿勢の原因を筋の緊張状態や,筋力の低下,筋インバランス,神経性など身体の構造を基に考えることがあります.しかし姿勢とは他にも精神的な状態も反映しておりうつ傾向な姿勢,威張るような姿勢,見下すような姿勢.姿勢の原因は心理状態も考慮する必要があり,今回は姿勢と心理の関係についてご紹介します. 姿勢と心理の関係性 背骨は精神的な状態とも深く関わっています.精神的にう […]
私たちセラピストは,クライアントの姿勢の原因を筋の緊張状態や,筋力の低下,筋インバランス,神経性など身体の構造を基に考えることがあります.しかし姿勢とは他にも精神的な状態も反映しておりうつ傾向な姿勢,威張るような姿勢,見下すような姿勢.姿勢の原因は心理状態も考慮する必要があり,今回は姿勢と心理の関係についてご紹介します. 姿勢と心理の関係性 背骨は精神的な状態とも深く関わっています.精神的にう […]
PNFはスタビリティの向上を目的とする手技や,協調性を促す手技,ストレッチに利用する手技など様々な場面で用いることが可能です. 今回は筋の出力向上を目的に利用するダイナミックリバーサルを紹介します. ダイナミックリバーサル ダイナミックリバーサルとは一側の求心性収縮の後に,反対側の求心性収縮を与えるものです.つまり動筋と拮抗筋に対して交互に徒手抵抗を加え動筋,拮抗筋の相互に求心性収縮を促すこ […]
めまいを軽くみてはいけません.めまいの背後には心血管疾患,脳血管疾患,急性出血など隠されている場合があるため,これらを鑑別できる能力が必要になってきます. めまいの訴えがあった場合やいつもと異なりぼーっとしている場合は速やかに意識レベルの確認を行う必要があります.会話が行えない場合は脳血管疾患の疑う所見になるためただちに救急搬送を行う必要があります. 意識レベルの低下がなく,会話が可能であれ […]
失敗って良いことですか? 成功は全人類が良いことと言うでしょう.失敗は多くの人が悪いことと認識します.本当に失敗は悪いことなのでしょうか.人は失敗を恐れるあまり,現状のまま「何もしないこと」を選択することが多くありませんか.どうしたら現状を打破することができるのか私なりに考えていきます. 「成功」の反対は何? 私たちは必ず「成功」する道がであれば,絶対に「成功」する方向に向かいます.3億円の […]
触診の技術を向上することで治療,評価技術の精度を上げることができます.触診方法については以前記事にした,「触診技術の向上が治療,評価の精度をあげていく」をご参照ください.今回は大腿筋膜張筋の触診方法をご紹介いたします 触診前に知ろう ~大腿筋膜張筋とは~ 大腿筋膜張筋,中殿筋,大殿筋は骨盤の側方に位置しており,骨盤の側方に対する制御として作用します.骨盤に対して前方を走行する筋が大腿筋膜張筋, […]
PNFとは固有受容器を刺激することで神経,筋に対して正しい反応を引き出す,促通することを原点としています. 今回は牽引刺激による反応,促通方法をご紹介します. 牽引刺激による反応 日常生活でも「牽引」による筋活動はみられます.例えば重い荷物を手で持っている場合上肢には牽引刺激が加わり,それに対して関節が引き離されないよう求心性の筋活動が高まります. 先ほども述べたように,牽引刺激は関節内の […]
姿勢とは絶対的に使用するものであり坐位,立位に関しては重力に対して抗する姿勢となるため筋による制御が必要となります.姿勢は前後,左右に崩れがみられ,その姿勢に応じて過剰使用の筋,過小使用の筋など筋のインバランスがうまれます. 言い換えると姿勢を診ることで筋の状態を評価することも可能です.今回は質量中心,足圧中心から姿勢を評価していきます. 質量中心,足圧中心から姿勢の評価 重力下で姿勢を保持 […]
安定性を高める方法として以前「アプロキシメーション(圧縮)」をご紹介しました.圧縮刺激を加えることで安定性を高める手技でした. 今回は抵抗を加え保持させることで安定性を高めるスタビライジングリバーサルという手技をご紹介いたします. スタビライジングリバーサルとは 多くのクライアントは動筋と拮抗筋の筋インバランスが起こっています.背筋群に対しての腹筋群,大腿四頭筋に対してのハムストリングス,前 […]
私たちセラピストはクライアントに触れることが多々あります.しかし普段治療中に意識して触っているでしょうか?なぜそこに触れているのかと問われたときに明確に解答することができますか? 今回は触覚刺激がもたらす影響について考えていきます. 主動作筋を触り,拮抗筋には触れない理由 収縮を促したい筋に対して,どのように意識させて収縮を促しますか? 収縮を促したい筋に対してタッピングをする方も多いのではな […]
感覚情報の80%は視覚情報といわれているくらい視覚がもたらす影響は数知れません.PNFでも視覚を 利用することで治療効果を上げることは多々あります.今回は視覚の効果についてご紹介します. フィードバック機構の活用 目的の動作を行う上で視覚によるフィードバック機構は必要不可欠です.視覚より情報を取り入れ修正 していくことでより高度で精度の高い動作を獲得することができます.PNFにおいてもパターンなど […]