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PNF

PNFの治療技術を説明します.

  • 2020年12月21日
  • 2020年12月21日

ホールドリラックスとコントラクトリラックスの違いって何?PNFテクニック

 高齢者のおよそ6割以上が主疾患に関係なくどこかしらに関節可動域制限を有しています.そのため私たちセラピストも関節可動域に対して治療することが多くあります.しかしただストレッチをしても可動域が拡がらないだけでなく,疼痛を誘発することさえあり治療効果が期待できない方が多くいます.  今回は関節可動域拡大,リラクゼーションを目的としたPNF手技で,特に筋緊張を有しているクライアントに対して治療効果が […]

  • 2020年9月27日
  • 2022年1月9日

動作指導って難しい!!クライアントへ動作指導するためのPNF手技~レプリケーション~

 クライアントへ運動あるいは動作を指導するとき,本来とは違う動きになってしまうことはありませんか?実際にデモンストレーションしてみせても,鏡を利用して指導しても難しいことがあります.そんなときに利用するPNFテクニックの一つにレプリケーションという手技があります.今回はレプリケーションについて解説していきます.  レプリケーションとは    私たちセラピストは,クライアントに指導した正しい動作がで […]

  • 2020年9月4日
  • 2022年1月9日

筋の促通には伸張刺激を!!伸張刺激がもたらす効果,治療方法.

 筋が伸張されると筋紡錘が発火され筋収縮はより早く強いものとなります.PNFはこの伸張刺激を利用して筋を促通していきます.PNFではパターンを利用するときだけでなく様々な場面で伸張刺激を加え筋を促通していきます.今回は伸張刺激について解説していきます. 伸張刺激は日常生活で利用されている  伸張刺激は筋が伸張されたときに起こります.筋が伸張した場合,その刺激により伸張された筋の運動単位をより多く動 […]

  • 2020年7月24日
  • 2020年7月24日

筋出力の向上させるPNF手技~ダイナミックリバーサル~

 PNFはスタビリティの向上を目的とする手技や,協調性を促す手技,ストレッチに利用する手技など様々な場面で用いることが可能です.  今回は筋の出力向上を目的に利用するダイナミックリバーサルを紹介します. ダイナミックリバーサル  ダイナミックリバーサルとは一側の求心性収縮の後に,反対側の求心性収縮を与えるものです.つまり動筋と拮抗筋に対して交互に徒手抵抗を加え動筋,拮抗筋の相互に求心性収縮を促すこ […]

  • 2020年7月10日
  • 2022年1月9日

牽引による運動性の促通

 PNFとは固有受容器を刺激することで神経,筋に対して正しい反応を引き出す,促通することを原点としています.  今回は牽引刺激による反応,促通方法をご紹介します. 牽引刺激による反応  日常生活でも「牽引」による筋活動はみられます.例えば重い荷物を手で持っている場合上肢には牽引刺激が加わり,それに対して関節が引き離されないよう求心性の筋活動が高まります.  先ほども述べたように,牽引刺激は関節内の […]

  • 2020年7月1日
  • 2020年7月1日

安定性の向上を図るPNF手技~スタビライジングリバーサルとは~

 安定性を高める方法として以前「アプロキシメーション(圧縮)」をご紹介しました.圧縮刺激を加えることで安定性を高める手技でした.  今回は抵抗を加え保持させることで安定性を高めるスタビライジングリバーサルという手技をご紹介いたします. スタビライジングリバーサルとは  多くのクライアントは動筋と拮抗筋の筋インバランスが起こっています.背筋群に対しての腹筋群,大腿四頭筋に対してのハムストリングス,前 […]

  • 2020年6月26日
  • 2022年1月9日

触り方がもたらす影響~治療効果,心理的変化,痛みが変わる理由~

私たちセラピストはクライアントに触れることが多々あります.しかし普段治療中に意識して触っているでしょうか?なぜそこに触れているのかと問われたときに明確に解答することができますか? 今回は触覚刺激がもたらす影響について考えていきます. 主動作筋を触り,拮抗筋には触れない理由  収縮を促したい筋に対して,どのように意識させて収縮を促しますか?  収縮を促したい筋に対してタッピングをする方も多いのではな […]

  • 2020年6月19日
  • 2022年1月9日

視覚はただの感覚情報ではない!?視覚がもたらす治療への影響と貢献

感覚情報の80%は視覚情報といわれているくらい視覚がもたらす影響は数知れません.PNFでも視覚を 利用することで治療効果を上げることは多々あります.今回は視覚の効果についてご紹介します. フィードバック機構の活用 目的の動作を行う上で視覚によるフィードバック機構は必要不可欠です.視覚より情報を取り入れ修正 していくことでより高度で精度の高い動作を獲得することができます.PNFにおいてもパターンなど […]

  • 2020年6月14日
  • 2020年6月14日

抵抗運動は筋力強化目的だけじゃない!?目的とする運動の方向性を導く

抵抗運動は,セラピストであれば誰しもが使用している方法だと思います.しかし使用方法により治療 効果が変わってきてしまうことがあります.誰しもが使用しているからこそ治療を行う上でその差が生 まれてきてしまいます.今回は抵抗運動についてご紹介します. 抵抗運動は目的とする運動の方向性を導く 抵抗運動は,筋力強化に使用するものと認識している人も多いのではないでしょうか.PNFでは抵抗運 動をクライアント […]

  • 2020年6月9日
  • 2022年1月9日

筋の出力向上,協調性向上のためのPNFテクニック~コンビネーションオブアイソトニックス~

コンビネーションオブアイソトニックスとはPNFのテクニックのなかでも使用頻度が高くPNFパターンを使用するときだ けでなく単関節運動時,日常生活の活動に対する機能訓練時など幅広く使用することができます.また PNFパターンを知らなくても利用可能なためぜひ参考にしてみてください. コンビネーションオブアイソトニックスとは 心性収縮の活動は多くありますが,クライアントによっては求心性収縮は可能 […]