環境を変えるだけで睡眠の質が改善する3つの方法

睡眠の質を改善する方法として、「日中は日光を浴びて活動する」や「寝る90分前にお風呂に入る」などの行動は健康番組などの情報で周知のことかと思います。しかし睡眠の環境が睡眠の質を改善することは知らない方も多いのではないでしょうか。本日は睡眠環境についてご紹介いたします。

寝室の室温は18~19度が最適

人の身体は睡眠とともに体温が下がっていき活動もゆったりとすることで眠気が起こります。しかし室温が高すぎると体温を下げることができずに睡眠の妨げに繋がります。

76万5000人を対象に調査した結果でも「寝室の温度は18.3度付近に保つことが理想」と結論付けています。冷え性な方などは18~19度は寒くて眠れないと思う方もいるかもしれません。その際は寝る前までは靴下や手袋などで温めることをお勧めします。ただ寝るときに履いているとそれも体温を下げる妨げとなるため寝るときは外すと良いかと思います。また寝る前だけ室温を高く設定し、寝るときに18~19度に設定もしくはエアコンを切って調整するなど工夫するとよいかと思います。

寝室には時計を置かない

寝床に入ってもなかなか寝付けないという方は寝室の時計を置かないことも検討してみてください。理由としては、うまく眠るのが苦手な人は、寝付けない状態で時計を見たときに「こんな時間なのにまだ起きている・・・」などいらぬ不安を抱くことが強いからです。また現代の時計としての認識は起床のシンボルとしての意味合いも強いため、時計をみることで覚醒レベルが上がってしまうケースも少なくないからです。是非時計が気になる方は時計を置かないことをお勧めします。

寝る前に十分な換気を行う

二酸化炭素も睡眠の質には関係しています。換気をしないで寝た場合翌日の気分が下がり、日中の眠気が増大すると報告されています。一方で換気をした場合、集中力が上がり、論理的な思考能力が上がったそうです。寝るときも体内に酸素を取り込むことは必要不可欠ということです。睡眠の質をよくするためには寝る前5~10分程度換気した後に寝ることを心掛けてください。

また皆さんもご存じの通り携帯やテレビなどの光刺激も覚醒を促すため寝室を遮光カーテンやアイマスクの使用、照明を暗くするなど工夫が必要ですので合わせて睡眠環境を確認してみてください。是非参考にしてみてください。

最新情報をチェックしよう!